大問4Aはグラフや表を使った説明文読解です。
グラフや表の読み取ることが重要ですが、英文本文も2ページ程度の量がありますので、効率よく解いていく必要があります。
ただし、本文の量が多いためか、設題順に本文に解答がありますので、一つの設題を読んで本文を読んで解答し、次の設題を読んで本文を読む、といった、記憶量が少なくてすむ解き方が可能です。
以下は2017年の設題と答えが書いてある本文を示したものです。
このように設題順に本文中に解答がありますので、
一つの設題を読んで ⇒ 本文を読んで解答 ⇒ 次の設題読む ・・・
といった記憶の量を極力減らした解答方法ができます。
では、具体的に2017年の大問4Aを例にして効率の良い解き方を説明します。
この解き方を行えば、解答中の記憶量を減らすことができ、結果として、本文や設題、選択肢を2,3度読む必要がなくなります。
ただし、設題文や選択肢文は本文よりも難しく、焦って読むと内容が把握できない、もしくは、間違って把握する可能性がありますので、冷静に読んでください。
大問4Bは広告やウェブサイトなどの説明文の読み取り問題です。
大問5,6の長文問題とは違い、問題本文(大問4Bでは広告・ウェブサイト)と設題文の情報量はあまり大きな差がありませんので、設題と選択肢を読んでから問題本文を読むという方法が必ずしも適切ではありません。
さらに、必ずしも設題の順番通りに、答えが広告・ウェブサイトの本文に並んでいるわけではありませんし、広告やウェブサイトのどこに答えが書いてあるかも分かりません。
このような問題を解く場合は、
という手順で解きます。
まず、本文(広告やウェブサイト)のどこに何が書いてあるかを把握するために、
下記の内容を読む。(詳細の内容までは読む必要がありません。)
以下は2017年のウェブサイト本文で、赤枠内を読みます。(本文中の番号は上記の項目の番号と同じです)
広告・ウェブサイト本文の記載内容の大まかな把握ができたら、
以下は2017年の設題と答えが書いてあるウェブサイト本文を示したものです。
2017年は答えが設題順にほぼ並んでいましたが、設題順ではない場合もありますので、本文のどこに何が書いてあるかの把握が解答スピード上げるために重要になります。