大学受験の勉強をはじめるときにやらなくてはいけない4つこと

科目ごとの現時点での学力レベルを測定する

試験科目を調べる

志望校が決まったら、その志望校の試験科目を調べてください。

難関以上の国公立大ではセンター試験でほぼ全教科、2次試験で2教科から3教科が課せられます。
有名私大では3教科から4教科が一般的です。

各大学のホームページで「平成○○年度入試要項」というようなページに学部・学科ごとの試験科目の詳細が公表されています。

科目ごとの現時点での学力レベルを測定する

模試や学校のテストで、各科目の学力レベルを把握されているかと思いますが、
今一度、これから説明する方法で調べてみてください。

センター試験の過去問を解く

今年のセンター試験の過去問を解いてください。今年のセンター試験の問題を解いてしまった方は、昨年の過去問でも構いません。

制限時間を気にせずにすべての問題を解いてください。
例えば、センターの英語の記述問題は制限時間が80分ですが、120分かけてもよいですから全問題を解き切ってください。あくまで、現時点での学力レベルを測定するための演習です。
もちろん、辞書や参考書を使わずに自力で解いてください。

センター試験問題の過去問と解答は、 大学入試センターのサイトからダウンロードできます。

センター試験の問題を学力レベルの測定に使う理由は、
センター試験は非常に標準的な問題で難問や奇問がなく、また、得点率60%が平均になるように設計された問題だからです。
もちろん、年度、教科によって、上記の設計意図通りにはなっていないときもありますが、毎年50万人が受験する試験なので、その統計データは学力レベルの測定に適しています。

採点する

採点だけしてください。解説の確認とか復習はしないでください。
数か月あとに、同じ過去問を使った方が学力レベルの推移を測定しやすいので、採点だけにしてください。

科目ごとの受験勉強スタートポイントを決める

科目ごとに上記で採点した得点率に従って受験勉強のスタートポイントを決めてください。

必ずしも、「大学受験の受験勉強」=「難しい問題を解くこと」ではありません。
科目によっては、相当、前に戻って学習し直さないといけない科目もあるかもしれませんが、そのような科目は、あせって難易度の高い受験応用問題に挑戦しても、解けないばかりか自信も失いかねませんので、
冷静になって、科目ごとに受験勉強のスタートポイントを決めてください。

下表は、中学・高校の6年間履修する、国語、英語、数学の得点率と受験勉強スタートポイントを示したものです。
社会や理科の科目は下表の内容には一致しないものもありますが、参考にして受験スタートポイントを決めてください。

得点率 受験勉強スタートポイント 得点率の説明
70%以上 受験応用問題 高校完成レベル
さらに高度な知識を習得しながら大学受験用の難易度の高い問題にチャレンジできるレベル
60~69% センター用問題 ほぼ高校完成レベル
知識を固めセンター試験対応の問題から演習するレベル
50~59% 高校2年生 高校基礎完成レベル
高校2年の教科書・参考書から学習するレベル
30~49% 高校1年生 中学完成レベル
高校1年の教科書・参考書から学習するレベル
29%以下 中学生 中学基礎レベル
中学の履修内容から学習するレベル