不安や心配などのネガティブな感情は、学習や能力開発、特に受験にとって大敵です。
フェイスでは、適宜、メンタル・コーチングによって、
?感情がどのように発生するかを学び
?不安や心配を取り除く思考習慣トレーニング方法を修得し
?あきらめない心と私はできる!という自信を維持・継続し
個別指導や自律学習の効果を最大限に高めるための心理的な環境を作り上げます。
入塾者全員に提供するイニシャル・コーチングについては以下を参照ください。
なぜ「メンタル・コーチング」が必要?
受験において、苦手科目の克服は大切な鍵です。
その苦手科目の克服は、「病気の治癒」と似ています。
苦手=病気というのではなく、
意識や心の状態が効果に大きく影響するという面で良く似ています。
病気は、本人が「良くなる」と思わない限り、どんな名医が治療しても、なかなか良くなりません。
逆に、本人が「良くなる」と思えば、薬でない砂糖水や生理食塩水でも、病気が治ることがあります。これをプラシーボ効果と言います。
苦手科目の克服に関しても同じように、
本人が「良くなる」「できる」と思わない限り、どんな素晴らしい授業を受けても、本人がいくら勉強しても、なかなか効果がありません。
病気の治癒と同じく、苦手科目の克服の成果も、本人の思考や感情などの意識が大きく関係しています。
ところが、
当塾に入塾するとき、中学生、高校生や浪人生の多くは、勉強や進路について様々な悩みを抱えています。
■勉強しても成績がなかなか上がらない
■苦手な科目があり、勉強の仕方が分からない
■志望校に行きたいけど、合格できるか不安、心配
■将来の職業や人生に不安を感じている
実際、2009年の内閣府の調査データによると、
中学生、高校生の方々の悩みの一番は「勉強や進路」で、
中学生で68%、高校生で75%の人が「勉強や進路」に不安や悩みを持っています。
「若者の不安や悩みの内訳」
2009年調査 内閣府より
当然のように、不安や心配を抱えたまま、勉強を頑張っても学習効果が薄く成果が上がりにくくなります。
そのため、多くの中学生、高校生の人は伸び悩み、ひどい場合は勉強や将来の進路をあきらめる人さえ出てきます。
個別指導塾フェイスでは、このメンタル・コーチングにより、
?感情がどのように発生するかを学び
?不安や心配を取り除く思考習慣トレーニング方法を修得し
?あきらめない心と私はできる!という自信を維持・継続し
各教科の個別指導や自己学習の効果を最大限に高めるための心理的な環境を作り上げます。
また、このメンタル・コーチングでは、中学や高校での勉強や大学受験に限らず、進学した大学での様々な活動、社会に出たあとの仕事や人間関係、経済活動、さまざま人生での課題を解決し達成する思考習慣トレーニングの方法論の”基礎”を学ぶことができます。
感情がどのように発生するかを理解する
不安や心配など、突き詰めれば「恐怖」という感情は、実は、ネガティブな「思考」や「想像」が生み出したものです。
ミラーニューロンによる現実と想像に対する反応
脳は、ミラーニューロンの機能せいで、実際に外界で起こった内容と頭の中で想像した内容を区別をせずに反応します。
たとえば、「梅干しを食べている」ことを想像しただけで、実際には食べていないのに、酸っぱさを感じて唾液がでます。
「梅干しを食べている」ことを明確にイメージすればするほど、実際に「梅干しを食べている」ときに近い反応をしてしまいます。
同じように、起きてほしくないことや、失敗した自分を想像すると「恐怖」「不安」「心配」というネガティブな心の状態を生みだします。
ここで、試しに
「難しい」「無理」「私にはできない」「私には能力がない」
という言葉のどれか1つを頭の中で10回ほど唱えてみてください。
どうでしょうか、「不安」とか「心配」とか感じませんでしたか?
すくなくとも嫌な気分にはなったはずです。
実際には、今現在、この文章を読んでいるわけですから、「不安」や「心配」を感じる必要は全くないはずです。
でも、望ましくないことを思考することで、ネガティブな感情が発生します。
では、
「難しい」「無理」「私にはできない」「私には能力がない」・・・・
このようなネガティブな言葉を、今日、何回、頭の中で考えましたか?
それが、「不安」「心配」の根本的な原因です。
ネガティブな感情を放置してはいけない
今のこの成績だったら、不安になってもしょうがない、心配するのは当たり前だ、と思う人もいるかもしれません。
模試で悪い結果が出た時は、落ち込んでしまう、という人もいるでしょう。
でも、実際に、入試本番で悪い結果が出たわけではありませんので、ネガティブな感情を持つ理由も根拠もありません。
あなたの思考が望ましくない未来を想像し、ネガティブな感情になったにすぎません。
よくない出来事に対して、一時的に、ネガティブな感情になることは正常な反応です。
でも、そのネガティブな感情が、何日も続くようだと、よくありません。
夜、よく眠れなくなったり、物事に集中できなくなったり、
さらにひどい場合は、精神的な疾患を引き起こし、脳の様々な部分を物理的に委縮させます。
軽微なネガティブな感情であっても放置してはいけません。
心身に明らかな症状が出ていなくても、学習を非効率にし、能力開発に支障があることは、明白です。
ネガティブな感情を感じたら
望ましくないことを考えたりイメージしたりすると、ネガティブな感情になる。
わけですから、
- ネガティブな感情を感じたら、その時どんなことを考えたりイメージしているかを観察してください。間違いなく望ましくないことを考え、イメージしているはずです。
- その望ましくない考えやイメージを否定したり抑え込んだりすることなく、それとは逆の望むことを考え、イメージしてください。
- ネガティブな感情が無くなり、ポジティブな感情になるまで続けてください。数分かかるかもしれませんが、我慢して良い感情を感じるまで続けてください。
たとえば、「ある友達から嫌われる」と想像して嫌な気分になったら
そのとき、「その友達から親切にされる」と想像してみるのです。
過度な精神疾患がない限り、この方法で、ネガティブな感情をポジティブな感情に一時的に切り替えることができます。
この検証で分かることは、感情は思考が生みだしている、ということです。
良い感情になりたければ、望むことを考え、イメージすればよいのです。
非常にシンプルです。
ポジティブな感情を維持することは、学習の効率を高めます。
それだけでなく、趣味や人間関係、将来の仕事もすべて、ポジティブな感情が良い結果を生みます。極論すれば、ポジティブな感情を感じ続ける、ということが「幸せな人生」といえるでしょう。
それは、望むことを考え、イメージするという思考習慣がもたらします。
現代、多くの若い方がネガティブな思考習慣を持っているようです。
思考習慣を変えるためには、若干、時間はかかるかもしれませんが、挑戦するに価値があります。
さまざまな面で効果があります。
受験の大敵「不安」「恐怖」を取り除くメンタル・コーチング
フェイスのメンタル・コーチングは、上述のような思考と感情のメカニズムを学び、暗示や瞑想による不安や心配を取り除く思考習慣のトレーニング方法を修得し、あきらめない心と私はできる!という自信を維持・継続させます。
その結果、学習の効率を高め、志望校合格のための心理的な環境を整えます。
入塾者全員に提供するイニシャル・コーチングについては以下を参照ください。