このページは、【英語】読解アシスタントの機能と使い方を説明します。初めて起動するところから、日常の学習で繰り返し使う機能まで、順を追って確認できます。
ツールの全体像・できることの概要は、以下の紹介記事にまとめています。
ツールの全体像はこちら
【英語】読解アシスタント のご紹介
動作環境・準備するもの
- パソコン(PC・Mac)
- インターネット接続(AIの解析はクラウド経由で行うため、安定した接続が必要です)
- 塾生ご自身のGoogleアカウント(塾側での事前登録が必要)
APIキー等の接続情報は、アプリに組み込んだ形で配布しています。塾生が別途設定する必要はありません。
起動と初回認証
1. アプリを起動する
起動直後は、接続確認のログが流れます。
塾からお渡ししたアプリを起動すると、小さなログウィンドウが開き、AIとの接続確認・モデルの読み込みが進みます。「Gemini API 接続 OK」といった表示が出れば、準備完了です。
2. 学習ログの保存先を選ぶ
新規ファイルを作るか、既存ファイルに追記するかを選びます。
学習ログ(取り込んだ英文と解析結果を記録するテキストファイル)の保存先を選びます。
- 初めて使うときは「Create New File」を選びます。自動的に、ダウンロードフォルダに保存するファイルを作成します。(例:
読解ログ_20260506185409.txt) - 前に作成したファイルに追加したい場合は、「Select Exsiting」で、ファイル選択の画面が表示されますので、追加するファイル(例:
読解ログ_20260506185409.txt)を選択してください。選択したファイルに追加記録できます。
メインウィンドウの構成
上段に原文、下段に解析結果。上下に機能ボタンが並びます。
起動後、小さめのメインウィンドウが画面に常駐します。構成は以下の通りです。
- 上段テキストエリア(Source):取り込まれた英文が表示されます
- 下段テキストエリア(Target):解析結果や訳が表示されます
- 上部ボタン:Sheet/Analyze/?(Help)
- 下部ボタン:Listen/Translate/Store/Weblio/Direct
ウィンドウは画面の隅へ自由に移動できます。邪魔にならない位置に置いて、他の教材を画面中央で読みながら使うのが基本的な使い方です。
基本操作
画面上の英文を自動で取り込む
選択し「Ctrl+C+C」(Macは「Cmd+C+C」)で、Source欄に英文が入ります。
次の操作で、対象のテキストが自動的に Source 欄に入ります。
- ブラウザやPDFビューア上で、英文を選択し「Ctrl+C+C」する
- Macは、英文を選択し「Cmd+C+C」する
英文の構造を解析する(Analyze)
S/V/O/Cと修飾関係が罫線で表示されます。
- Source 欄に英文が入っている状態で、「Analyze」ボタンを押します
- 数秒で、Target 欄に構造解析結果が表示されます
- 主節・従属節・修飾関係が、罫線で整理されて示されます
長文を一度に解析すると読みにくくなる場合は、1〜3文単位で解析するとコンパクトに確認できます。
語順のまま意味をとる(Direct|直読直解)
句ごとに「英文【和訳】」の形式で並びます。
- Source 欄に英文がある状態で、「Direct」ボタンを押します
- Target 欄に、句の単位で「英文【和訳】」が並びます
- 英語を日本語の語順に並べ替えず、英語の語順のまま意味をとる練習に使ってください
瞬時の和訳を確認する(Translate)
Translateボタンで、全文の和訳が即座に得られます。
「Translate」ボタンを押すと、Target 欄に全文の和訳が表示されます。概要把握の確認や、自分の訳とのズレをチェックするのに便利です。
英文の音声を再生する(Listen)
Listenボタンで英文がバックグラウンドで読み上げられます。
「Listen」ボタンを押すと、Source 欄の英文が音声で読み上げられます。再生はバックグラウンドで行われるため、ウィンドウを閉じたり別の作業を始めたりしても続きます。発音・イントネーションの確認、シャドーイング素材としての利用に使えます。
「Listen」は、選択した英文を自由な範囲で読み上げる機能です。一般的な教材の音声は長文中心で、初学者がリピーティング・リプロデュース・シャドウイングで活用するには高すぎる壁となります。
「Listen」なら、短い一文からスタートし、慣れてきたら範囲を広げていく――そんな段階的な学習が思いのままです。短文の反復で「聞いて意味がわかる」感覚を育て、徐々に長文へ。最終的には、教材付属の長文音声をリアルタイムに理解し、シャドウイングでアウトプットまで仕上げられます。
このプロセスを経れば、リーディングはもちろん、リスニングは共通テストレベルを十分にカバーし、ライティング・スピーキングまで一段上のレベルへ。英語4技能を本気で伸ばしたい学習者のための機能です。
単語を辞書(Weblio)で調べる
単語を選んでWeblioを押すと、ブラウザで辞書ページが開きます。
- Source 欄で、調べたい単語をドラッグで選択します
- 「Weblio」ボタンを押します
- ブラウザが立ち上がり、該当単語の辞書ページが開きます
学習ログを Google Sheets に書き出す
取り込んだ単語・文章が、Sheetsに整理されます。
- メイン画面の「Sheet」ボタンを押します
- 初回のみ、塾生ご自身のGoogleアカウントでの認証が求められます
- Google Drive 上の保存先フォルダを選択します
- 取り込んだ単語・文章が、Google Sheets に自動で整理されて書き出されます
- 書き出し後は、新しい学習ログファイルに自動で切り替わります(前回分と混ざりません)
応用的な使い方
自分の訳と比較する使い方
Analyze や Direct の結果は、自分で組み立てた構造と照らし合わせるための答え合わせとして使ってください。最初からツールの結果を見てしまうと、構造把握の訓練になりません。
- まず、自分で英文を読み、頭の中または紙に構造を組み立てる
- その後、Analyze を押してツールの結果を確認する
- ズレがあった箇所を特定し、なぜ自分の読み方が違ったのかを言語化する
この順序を守ることが、ツールを「答え表示装置」ではなく「学習の補助」として使いこなすコツです。
トラブルシューティング
マウスで選択したのに、Source 欄に英文が入らない
- 選択した領域が読解アシスタント自身のウィンドウ内ではないか確認してください(自分のウィンドウ内は取り込み対象外です)
- ログウィンドウで「Gemini API 接続 OK」が出ているか確認してください
- アプリを再起動すると改善する場合があります
Analyze や Direct を押しても、結果が出ない/遅い
- インターネット接続が安定しているか確認してください
- 英文が極端に長い場合、処理に時間がかかります(150語×数チャンクを想定)
- 数分待っても結果が出ない場合は、一度アプリを再起動してください
Sheet 出力で Google 認証が求められる
初回のみ、塾生ご自身のGoogleアカウントでの認証が必要です。認証ダイアログの指示に従って、ご自身のアカウントを選択してください。以降は自動的に認証されます。
それでも解決しないとき
アプリの再起動で多くの問題は改善します。改善しない場合は、講師までご連絡ください。エラーが表示されている場合は、その文言を控えていただけると原因の特定が早くなります。