2020年大学入試改革対策

2020年 大学入試改革 高大接続システム改革

大学入試の方式が、2020年に改革されます。
2018年1月現在に中学3年生の人から、その改革の対象になります。

では、その改革がどんなもので、受験者に必要な能力や対処の方法、
さらには、個別指導塾フェイスがどのように対応しているかを紹介します。

2020年大学入試改革の概要

以下が、文部科学省が発表した入試改革の主な内容です。
2020年大学入試改革の概要

「高大接続改革の実施方針等の策定について」の資料「大学入学者選抜改革について」から抜粋
平成29年7月13日 文部科学省発表

まだ、完全に確定しているわけではありませんが、予定されている改革をこれから説明します。

センター試験から「大学入学共通テスト」へ

現在「大学入試センター試験(通称:センター試験)」と呼ばれている共通試験が2020年の1月の実施を最後に廃止されます。
それに代わって、同じく2020年(平成32年)1月から正式に新テストが実施される予定です。
2020年のセンター試験は、あくまでも浪人生のためにその選択肢が残される位置づけで、この年の現役生は新テストでの受験となります。

この新テストというのは、「大学入学共通テスト」です。

現在予定されている「大学入学共通テスト」と現行のセンター試験との主な違いは、以下の通りです。

  • 思考力・判断力・表現力の判断機能を強化
  • 英語は4技能(読む・聞く・書く・話す)を問う
  • 2020年から国語と数学で記述式が導入

英語は民間試験を活用し4技能を評価する

英語は、民間の資格・検定試験を活用して4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価するものになります。

利用できる民間の資格・検定試験は、現在、確定していません。
今後、大学入試センターが認定を行う予定です。

受検者は、認定された試験のなかから、高校3年生以降の4月~12月の間の2回までの試験結果を活用します。
利用する資格・検定試験出願時に、大学入試センターへの成績を送付することを実施団体に依頼し、その成績とCEFR(*)に対応した段階別評価が大学入試センターから大学に送付される仕組みです。

なお、2023年度までは大学入試センターが実施する共通テストでも英語を実施します。
民間の試験と共通テストの英語のいずれか、または双方を活用するのかは大学の判断に委ねられます。

*CEFR [Common European Framework of Reference for Languages/ヨーロッパ言語共通参照枠] :外国語の学習・教授・評価(Learning, Teaching, Assessment)のための国際指標

民間資格試験とCEFR

「高大接続改革の実施方針等の策定について」の資料「大学入学者選抜改革について」から抜粋
平成29年7月13日 文部科学省発表

国語と数学には思考力や表現力を確認する記述問題を導入する

現行のセンター試験は全てマークシート方式で実施されていますが、「大学入学共通テスト」では一部で記述式問題が導入されます。
2020年からは国語と数学で実施され、2024年度以降からは地歴・公民や理科分野に広げることが検討されています。

国語は、80~120字程度で答える問題を3問程度、古文・漢文を除く範囲から出題されます。試験時間は現行の80分から100分程度に延長されます。
数学は、「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」受検者を対象に、「数学Ⅰ」の範囲から3問程度出題されます。試験時間は現行の60分から70分程度に延長されます。
この記述式問題の結果は、3~5段階程度の段階別で評価される予定です。

大学入試センターのホームページに、
新たに実施される国語と数学の記述式問題のモデル問題
が公表されています。

国語、数学とも、思考力や表現力や学習したことを実生活の場面で活用できるかに焦点をあてた内容となっています。

AO入試・推薦入試:学力試験を必須化と合格発表時期を遅らせる

AO入試や推薦入試において、出願書類だけでなく、小論文や口頭試問、プレゼンテーション、大学入学共通テストなどの評価方法を活用することを必須としています。また、合格発表時期を1カ月程度遅らせることにより、合格後の学力低下を抑制する方針です。

調査票の内容も合否判定の材料になる

現行では調査票(内申)はほとんど合否判定には影響ありませんでした。

そのため、高校1,2年での成績があまり良くなくても、高校3年になってから、極端な場合、夏休み開けから頑張れば「逆転合格」の可能性もありました。
ところが、今回の改革では、調査票(内申)を合否判定の材料にすることが検討されています。どのぐらいの比重で判定材料にされるかは、各大学にゆだねられることになります。

つまり、大学進学を志す方は、高校1年からあまり苦手教科をつくらずに、成績をある程度のレベル(できれば全教科平均以上)にキープしておく努力が必要になります。

大学入試に必要な能力が変化する
「知識・技能」から「思考力・判断力・表現力・主体性・多様性・協働性」へ

文部科学省は、大学入学者選抜について
「多様な背景を持つ受検者一人一人の能力や経験を多面的・総合的に評価するものに改革すること」
「今後、各大学の入学者選抜方法を、『学力の三要素』を多面的・総合的に評価するものへと転換することが必要」

としています。

現行の大学入試は、三要素のうち「知識・技能」が重視されてきた傾向があり、実社会が求める能力評価になっていないことが指摘されています。
今後、「学力の三要素」である、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」をいずれかに偏らず評価できる多様な選抜方法を実施することになります。

受験者は、従来の「知識・技能」を強化する学習方法から「思考力・判断力・表現力」さらには「主体性・多様性・協働性」に目を向けた学習が必要になってきます。

個別指導塾フェイスの対応

個別指導塾フェイスでは、
プロ講師による国語、英語、数学の2020年改革対応の教科指導のみならず、
文部科学省が求める「思考力・判断力・表現力」および「主体性・多様性・協働性」などの能力や態度を「コーチング指導」により強化・育成します。

英語は各種の民間資格試験に対応できます

英検(3級から順1級まで)、GTEC、TOEIC、TOFELに対応したプロ講師による指導が可能です。
希望により、ネイティブ・スピーカとの特別スピーキングクラスも可能です。

国語・数学の記述問題対応はもちろんです

もともと、フェイスの国語、数学の講師陣は、記述対策のプロ講師です。
考え方、表現の仕方、つまり、文部科学省が求める「思考力・判断力・表現力」を鍛える専門家たちです。

コーチングとは「主体性・多様性・協働性」を強化育成するもの

フェイスが指導方式として採用している「コーチング」とは、学習者の「思考力・判断力・表現力」はもちろん、「主体性・多様性・協働性」などの物事に対する考え方や態度や行動力を育成していく指導手法です。
フェイスの講師陣は、教科指導に限定されることなく、コーチング本来の目的にも精通していますので、
問題なく、2020年の入試改革が求める能力・態度の育成に対応できます。

「苦手教科の克服」はフェイスの専門分野

今回の入試改革においては、高校1年から苦手教科をつくらないことが大切です。

もともと文部科学省の案では、高校1年と2年で各一回ずつ「基礎学力テスト」を行い大学の合否判定の材料にする予定でしたが、教科の進みが速い私立中高一貫校との学力差が大きくなると公立高校から反発があり、その代わりということで、「調査票(内申)」を合否判定の材料にしようとするものです。
各大学に調査票の利用方法はゆだねられているとはいえ、今回の経緯から、ある程度は重要視されるものと判断できます。

高校生の苦手教科はなかなか学校や塾の集団授業ではのばせません。

その理由は二つあり、
一つ目は、高校で身につける学力は知識のみでなく「能力」であるということです。「能力」は授業を聞いてものびません。
二つ目は、苦手な教科や単元は学生それぞれ違うということです。

詳しくは、
一斉(集団)授業では苦手科目の成績が上がらない2つの重大な理由
を参照してください。

フェイスの個別指導は、苦手の本当の原因である「メンタルブロック」を解消し、苦手科目を得点源にまで改善します。

詳しくは、
フェイスのコーチング個別指導
を参照してください。

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