【英語】+20点!センター試験/マーク模試で得点を上げる解き方

センター英文読解問題(長文問題)の解き方

さて、大学共通テストやマーク模試英語の大問3から6までの英文読解問題を解く際、みなさんは、問題本文を2度、3度と読み返すことはないでしょうか?

例年、大学共通テストの英語(筆記)では、問題本文と設題文の総英単語数は4000語近くになります。
試験時間は80分ですから、読むだけでも1分間に50文字の速読力が必要です。

平均点前後を取れている人は、ある程度の速読力がついていると推測できますが、それでも、速い人でせいぜい1分間に80文字程度の速読力ではないでしょうか。

その速読力で、問題を解く際に、問題本文を2度、3度読み直すと、いったいどうなるか?

時間不足

つまり、制限時間80分の中では解ききれない、という結果になります。

解く順番を変えることで、得点率を上げる方法をすでにご紹介しましたが、80分以内に解ききれない状態では、解く順番を変える効果も薄くなります。

もちろん、単語、語法、イディオムなどの語彙力と音読トレーニングなどによる読解力を向上させ、英文速読力を上げることが本当の解決策であり、本番の大学共通テストまで、さらには、私大、国公立大2次試験まで読解力向上に努力することが、英語学習の王道である、という考えには異論がありません。

ただ、現時点の速読力(読解力)で、解き方を変えることによって、問題本文を2度、3度、読むことなく、できる限り1回の読解で解答できるなら、それに越したことはないでしょう。

では、これから、大問3から6までの大問ごとに、「極力1回の読解でしかも正解率が上がる、解く方法」を解説します。

大問1:発音、アクセント および 大問2:文法・語法・イディオム・整序に関しては、解き方よりも、地道に語彙、語法、イディオム、会話などをビンテージ、ネクステージ、アップグレード、スクランブルなどの問題集・参考書でマスターした方がより確実に成績が上がりますので、ここでは解き方は解説しません。